新年のあいさつ周り

本日の訪問で共通した課題というのが浮き彫りになった。訪れたのは行政関連2箇所と復興関係に尽力されている個人の方お二人。

その共通した課題というのは、やはり仕組みの問題。

例えば情報の共有に関しても縦割りの仕組みが阻害要因となって実現できていない。これは行政内部でも当然起こっているし、住民自身も同じ様な状況にあるかもしれない。

そして、復興を遅らせている一つの原因となっているのが、それらを横でつなぐオーガナイザーの不在だ。

コンサルタントとは少し違う。

様々なレイヤー上に存在する情報を連携し、需要と供給を結びつけていく人材。これが決定的に不足している、なぜなら、そういったことが出来る人材がいたとしても、そこに資金を出せないからだ。

個人でそういった人を雇う余裕はないし、行政側としてはその様な効果測定の難しい人件費を出すというのがい厳しい。そのため、それぞれの活動がカオス化し、志を持って調整役をやろうとした人もやがては疲弊し活動停止に陥ってしまう。

これ等状況が様々な場面で発生し、復興は進まないという結果になる。そもそも復興というのものが何を意味するのか?といった「そもそも論」はこの際無視するとして、変化のスピードを加速させるためには、これらオーガナイザーを増やす必要がある。

それがなければ住民側も何をすべきか見失い、行政側も何が求められているのかがわからない。

しかし、なぜその様な状況になってしまうのか?

住民も行政も必至により良き未来を求めて頑張っている。しかし、それら歯車がきっちりと噛み合っているとは言えないだろう。細かく見ていけばそれらの理由を分析することは可能だ。

ただ、複雑化した社会構造の中では、そのシステム自体が巧妙に隠蔽され、関わる人自身が認識出来ていない可能性もある。それは、長期にわたる平和の代償とも言えるものかもしれないと感じた。

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